順を追って説明いたします。
まず、コンセントから入ったAC100Vを安全のためフューズを通り、その後トランスで昇圧します。普通はここで12Vなど、低い電圧へ下げますが、ここでは140〜160Vに上げます。
その後、ブリッジダイオードを使用して交流を直流にします。
(ブリッジダイオードの後の電圧はさらに160V〜180Vくらいになります。)
これは、交流のままだとニキシー管がうまく光らない為です。
ニキシー管には(-)側に数字をくり抜かれた金属板があって、それが光るのですが、交流を流してしまうと、反対側の板(通常(+)をかける電極或いは網状のもの)も光ってしまいます。ぼーっとした感じになります。
それはそれで面白いですが、本来の用途としては使えません。
その後にある電解コンデンサーで電源の質を高めます。極性は絶対に間違えてはいけません。間違えると爆発します。極性を間違えて接続してコンデンサーが爆発して、天井に突き刺さった、という事実を以前どこかで聞きました。怖いです。
さて、コンデンサーに並列で接続している抵抗はコンセントを抜いたあと、コンデンサーにたまっている電気を素早く抜く役割で接続してあります。
その後、電流制限抵抗を通ったあと、ニキシー管へ接続します。
光らせたい数字に対応した端子をアースに落としてやると、対応する数字が表示されます。
非常に簡単な回路ですが、高い電圧を扱うので、
気を抜くと非常に危険です。
万一、事故が起きても当方は責任を負いかねます。
ご自身の責任で実験、制作をしてください。 |
間違いなど気づかれた方はご連絡いただけると幸いです。
ご質問などもお気軽にどうぞ!
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